婚活アプリでの出会いの前にあなたの恋愛依存度をチェック

婚活アプリでの出会いと恋愛依存度の関係

婚活アプリでの出会いって最近普通のことになってきていますよね。婚活アプリで出会って付き合っている、結婚したという話もよく耳にするようになりました。
だけど、婚活アプリで痛い目にあった、婚活アプリでの出会いでとても傷ついたという話も同様によく耳にします。
婚活アプリでの出会いが上手くいく人と、上手くいかない人の違い気になりませんか。
恋愛すると苦しくなる、何度も同じような恋愛パターンを繰り返す、出会う人はダメな人ばかり。
そんな悩みを解決するヒントになるかもしれない「恋愛依存」を解説します。

婚活アプリでの出会いと恋愛依存度の関係

婚活アプリでの出会いの前に知りたい「恋愛依存」

婚活アプリで出会い、いい感じの良い感じのところまでは進むのに、いつも短期間でダメになってしまう。
こうした結果を招く背景には、あなたの「恋愛依存」があるのかもしれません。
そして婚活アプリでの出会いという手段が、この恋愛依存の傾向をより深めているようにも感じています。
婚活アプリを利用することで、手軽に多くの人との出会いの機会が作れる反面、婚活アプリでの出会いで精神的にしんどい思いをしているという相談も多く受けます。
そこで、一緒に恋愛依存症の心理を知り、自分の恋愛を振り返ることで、 婚活アプリや彼氏に振り回される不毛な日々から卒業しましょう。

恋愛依存症者の心理と恋愛パターン

アディクション(依存)の分野で世界的に有名なピア・メロディーさんの著書「恋愛依存症の心理分析~なぜ、つらい恋にのめり込むのか」を参考に、恋愛依存症の心理についてみていきます。

恋愛依存症の心理

この著書には、恋愛依存症の最大の特徴について、次のように書かれています。

恋愛依存症の最大の特徴は、他人に対して過度の時間を与えることです。
取りつかれたようにパートナーのことを考え、一緒にいたい、触れていたい、語りかけたい、話を聞きたい、そして愛され、大切にされたいと思うのです。

ピア・メロディー著「恋愛依存症の心理分析」より

どうでしょうか。誰かを好きになると、その人のことを考えたり、一緒にいたいと思ったり、相手から愛されたいと思うのは極々普通のことですよね。ただ、通常の生活や精神状態に支障が出るほど過度に思ってしまうのは、恋愛依存と言えます。

また、恋愛依存症者は相手に対して過度の評価も与えます。相手のことを現実以上に過大評価し、この人なら!と期待してしまうのです。

この過度の時間と評価が、恋愛が上手くいかない第一歩です。
自分の感情を全て満たしてくれる人などいないはずなのに、自分の作り上げた「愛情と思いやりを自分に注いでくれる理想の人物」というイメージ通りであるように、相手との関係性の中であれこれと必死に画策しては失望するということを繰り返すようになってしまいます。

見捨てられるのが怖い

恋愛依存症者の行動には3つの特徴があります。

  • 過度な時間と関心を相手にそそぎ、それはしばしば強迫的ですらある
    常に相手が何をしているのか気になってLINEやSNSをチェックして安心したり、心配したり、相手に反応を催促したりしてしまう
  • 相手に対して、常に「無条件で確実な愛情」という非現実的な期待を持つ
    相手の状況や気持ちを考えずにいつでも自分に愛情を示してくれること過度に期待する
  • 自己管理がおろそかになる
    一人の時には食事や身だしなみにも気を遣い、しっかりと自己管理をできていたのに、好きな人ができるとそれらのことがおろそかになり、相手を最優先してしまう

これらの特徴に加え、恋愛依存症者は「見捨てられ不安」という大きな怖れを持っています。
相手に見捨てられたくない、誰かと安定した関係を持ちたいと心から望んでいるにも関わらず、実際には緊密過ぎる要求過多な関係になり、それは「束縛」と相手に感じさせ相手との関係が破綻するという結果を招きます。
見捨てられへの怖れは、幼少期に保護者との親密な関係を十分に持つことができなかった人が持っている怖れです。健全な親密な関係を知らないために、相手と親しくなる方法が分からず、誰かとある一定の親密度に達すると相手との間に距離を生じさせるような行動をわざととってしまうということもあります。

恋愛依存症の恋愛パターン

恋愛依存症者の恋愛は一定の感情サイクルを移行していきます。一定の感情サイクルを終えると、同じ相手とあるいは次の相手とまた最初の段階に戻って、同じサイクルを繰り返してしまいます。
この繰り返しパターンを断ち切るためには、自分がそのパターンにいることに気付くことが大切です。

  1. 相手のパワーと美辞麗句に強く惹かれる
    仕事がデキるように見える人だったり何かに夢中になっている人に恋愛依存の人は強く惹かれる傾向があります。彼らの方も、恋愛依存の人が持つ世話好きな傾向を好み、互いに美辞麗句を並べます。
  2. 幻想が呼び起こされ、高揚感を体験する
    相手の本当の姿を見極める前に、これまでに作り上げた理想のイメージを相手に重ね、「この人が素晴らしい人生を創り出してくれる」と心から信じてしまいます。
    この心の中で思い描いている幻想は、高揚感を与えてくれて、つかの間の幸福感に酔いしれます。
  3. 苦痛からの解放感を味わう
    幻想による高揚感によって、孤独で空虚感に支配されている現実の苦痛が和らぎます。苦痛が軽減したことで自尊心も高まり、満たされた気持ちになります。ずっと探して来た理想の人を見つけたと確信する段階です。普通ならばここから安定した親密な関係に移行するのですが、恋愛依存症者は最初の段階で相手を現実的に見ていないため、相手も親密な関係を持てない人である場合が多く、次の負の段階に移行します。
  4. 要求が強くなり、見捨てられそうな現実を否認する
    安心感が強くなると、相手に対する要求も強くなっていきます。それに対して、相手はあなたとの距離をとるようになります。こうして相手との間に距離ができた兆候が見えても、その事実を無視したり否認したりし、相手からの拒絶による苦悩を避けるのがこの段階です。
  5. 否認が崩れ、相手に見捨てられたという認識が高まる
    いくら否認を続けていても、実際に広がっている相手との距離を否認することはだんだん難しくなってきます。見捨てられたという事実を認めなければならず、これまでに抱いていた幻想も否認も崩れ去ってしまいます。それにより生じる苦痛によって、恋愛依存症者は相手を支配することに懸命になり、激しい感情を相手にぶつけるようになります。相手が自分から去ってしまわぬよう駆け引きをしたり脅したりと相手をコントロールしようとするのです。
  6. 禁断症状を示す
    相手の人生には、二人の関係よりも重要なことが起きているという現実を完全に認識する段階です。これまで夢中になっていた幻想の相手がいなくなることは、薬物依存者がドラッグを切らした時に示すのと同様の禁断症状を引き起こします。幼少期の見捨てられ体験とリンクして、苦痛、恐怖、怒り、嫉妬、空虚感などに打ちのめされる感覚を覚えます。
  7. 相手を取り戻す、または報復する妄想を抱く
    禁断症状の苦痛を遠ざけるために恋愛依存症者は妄想を抱き始めます。相手を取り戻すことや報復することの計画を練るのに忙しくなるため感情的な禁断症状は減少します。
  8. 妄想してきた計画を強迫的に実行に移す
    妄想的な計画ができあがると、そのうちのいくつかを実行に移さずにはいられなくなります。
  9. また同じサイクルを1から繰り返す
    計画を実行に移したことで相手を取り戻すことに成功すると再び最初の段階に戻りラブラブな関係が開始します。また、相手に報復し関係を終え別の新たな相手を見つける人もいます。そして新たな相手とも1の段階からのサイクルを繰り返すのです。

婚活アプリがこの心理とサイクルに拍車をかける

婚活アプリでは、まずは写真やプロフィールだけで相手を選びますよね。それしか相手のことを知る術はありません。
まだ実際には知らない相手のことを、「いいね♡」が送られてきた、送った「いいね」を受け入れてくれた!ということで自尊心が満たされ、その満足感から写真やプロフィールから過大に評価してしまいがちです。
そして、メッセージの交換を通して自分の時間を相手に過度に使ってしまうことも起こりがち。
メッセージが既読になったかな、メッセージの返事はきたかな、相手はオンライン中かな、と気になってしまい頻繁にスマホを手にしてしまいます。
このように、出会いの段階から、相手に対して過度の時間と評価を与えてしまうということが起こりやすいのが婚活アプリです。

恋愛依存傾向の人は、婚活アプリの写真やプロフィール、初めて会った時の印象などから、この人こそ理想の人!と早い段階で確信しがちです。
共通の知り合いがいたり、仕事上の関わりがあったりという相手ではないので、 相手に対して過剰に強い要求をしたり、そんな相手に避けるために関係を一方的に断ち切ったりすることもハードルが低くなります。
上に挙げたサイクルを一通り終えた後に、また次の新たな相手を見つけることも婚活アプリなら簡単です。

恋愛依存度が高い人が婚活アプリで出会いを掴むために

好きな相手のことを思い、今何してるのかなと気になったり、相手の言動に一喜一憂したりというのは、極々当たり前のこと。
でも、恋をするといつも、この相手を想う程度が過剰になって、生活に支障が出たり、激しい感情に左右された言動をしてしまうのは、恋愛依存の傾向のせいかもしれません。

婚活アプリは忙しく働く女性も手軽に出会いを広げられる一つの手段として便利なものです。
ただ、恋愛依存傾向の人は婚活アプリを使うことによって余計に精神的にしんどくなってしまいがち。
自分は恋愛依存傾向だなと思う人は、まずは慎重に相手を選ぶことが大切です。
相手の写真やプロフィールに書いてあることやメッセージのやり取りで過剰に良いイメージを作り上げてしまっていないか、自分に確認しながら進めましょう。
そして、関係が始まったらいつでも頭の片隅に置いておきたいのが次の言葉です。

自分の人生は自分のもの。相手の人生は相手のもの。

無理に相手に合わせることもないし、相手を自分の思う通りにしようとコントロールすべきでもありません。
恋をしても、相手のことを思う時間を過剰に増やさず自分のためにも使うことを忘れずにいれば、最初の出会いの手段は何であれ、素敵な関係を築いていけるでしょう。

恋愛依存度が高い人が婚活アプリでの出会いを成功させるためには

若い頃は仲間で集まって飲みながら「恋バナ」で盛り上がり、彼氏や好きな人との間で生じているモヤモヤなんて簡単に吹き飛ばしていたものです。
仲間たちが結婚し出産し、「恋バナ」をする場も機会も少なくなり、いろんなモヤモヤを一人で抱え込まなくてはならなくなっていませんか。

抱えているものを吐き出すことによって見えてくることや芽生えてくる別の感情が必ずあります。
恋愛依存の心理やサイクルに思い当たる節があったら、 ぜひあなたの話を聞かせてください。

あなたの悩みをお送りください

こんにちは、精神保健福祉士の杉山です。
あなたが今悩んでいること、モヤモヤした想いなど、頭の中から一度外に出してみませんか。
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