日々のストレスをセルフケア~簡単にあなたが今すぐできること

ストレスをセルフケアする重要性

ストレスを感じる場面にあなたは今日何回出くわしましたか。
過去の厚生労働省の調査では、 労働者6割が職業生活に関する強い不安、悩み、ストレスがあると回答しています。
職場だけでなく、プライベートでもストレスを感じる場面は多くあり、1日の生活の中でまったくストレスを感じることはなかった!という人は少数なのではないでしょうか。

では、このストレス。「あー、ムカついた」とやり過ごしておいてOKかというと、答えはNOです。
この記事では、日々のストレスに対処する今日からできる簡単な方法を解説していきます。

ストレスをセルフケアする重要性

心も身体も健康維持には「予防」が重要

鏡を見たり、体重計に乗ったり、血圧を測ったりして、「あっ、ちょっとやばいな」と身体の変化に気づくことってありますよね。
私たちは身体の健康については、ちょっと太った、最近痩せてきた、血圧が高い、そう気づくと何かしらの対策をしています。
健康な身体を保つために、「自分の身体の状態に気づく→予防や対処をする」ということはごく自然に行っていることです。
では、健康な心の状態を保つために、心の健康に影響のあるストレスをため込んでしまうことを「予防」するために行っている行動はありますか。

ストレスのセルフケア その1~気持ちに気づく

身体の健康について、まずはこれまでの自分との変化に気づくことから始まります。
心の健康もこれと一緒。

いつもの自分と「あれ?何か違う」と感じることはありませんか。それは心が発する何かのサインかもしれません。

あなたは今どんな気持ちでいますか。
不安/イライラ/モヤモヤ/恐れ/悲観/諦め/寂しい/喜び/ウキウキ/焦燥/・・・
一つの気持ちで心がいっぱいになっていることもあれば、複数の気持ちが少しずつ心を占めていることもありますよね。

今感じている何らかの気持ちを「こんな風に感じちゃいけない」って無意識に抑え込んでしまったり、否定していたりはしていないですか。
まずは、気持ちに気づいて、それを認める、という習慣をつけることが、心の健康を保つための重要なファーストステップです。

ストレスのセルフケア その2~ 考えに気づく

そして気持ちに大きく影響するのが、頭に思い浮かぶ考えです。

例えば・・・、
「同期のAさんと職場ですれ違って挨拶をしたけど、Aさんは書類に目を落としたままだった」
そんな出来事がありました。
この時、
Bさんは、『おっ、Aさん忙しそうだなぁ、自分も頑張るぞー』と考えました。
Cさんは、『私、Aさんに嫌われるようなことしちゃったかな』と考えました。

こんな風に、同じ出来事に遭遇しても、人によってとらえ方や考え方は異なります。
Bさんはやる気に満ちた気持ちになり、Cさんは不安で嫌な気持ちになっています。

Cさんのように考えてしまう時は、自分の考えに気づき、状況を俯瞰し、より現実的に考えてみます。

すると、「Aさんに嫌われることをした覚えはないから大丈夫」と安心できたり、「あっ、そういえば・・・」と自分の言動を思い出し謝らなきゃと解決策を見出せたりするものです。

それによって、ネガティブな気分が持続することを防止することができます。
ただこれは、何事もポジティブに考えようよ!!ということではありません。

コップと水の話

コップに半分入っているお水を見て、あなたはどう考えますか?という話は有名ですよね。
「もう半分しかない・・・」と考えるか、
「まだ半分もある」と考えるか。

もう半分しかないとネガティブに考えるのではなく、まだ半分もあるのだとポジティブに考えましょうなどと引用されていることが多いですよね。
でも、いつもポジティブにさえ考えていれば万事うまくいく!というわけではありません。

例えば、砂漠の真ん中で水をくむことができるオアシスが次はいつ現れるかわからないという状況にいたら・・・。
コップ半分の水を、まだ半分もある♪とのん気に考えてゴクゴクっと飲んでしまったら、生き延びることすら危うくなります。
こんなシチュエーションだったら、もう半分しかないからと、大切にチビチビと必要最低限を補給していこうと考える方がうまくいきます。

なるべく生きづらさを感じることなく、少しでも楽しく暮らすために必要なのは「いつでもどこでもポジティブ」ではなく、「現実に即した合理的な考え方」だと私は思っています。

ストレスをセルフケアするためのセルフモニタリング

自分の気持ちや考えに気づき、自分自身で気持ちを優しく認めてあげること、考え方が偏っていないか、現実に即しているか俯瞰してみること、そういう習慣をつけることは、嫌な気持ちが長期間続き、日常生活や社会生活に支障が生じるのを防ぐことにつながります。

体型の変化や体重の増減に敏感になるのと同じように、自分の気持ちや考え方にも敏感に気づき、身体とともに心の健康についても、予防や対処をしてみませんか。

最初は一人では、自分の気持ちや考えに気づくことに難しさを感じるかもしれません。
そんな時は、ぜひお気軽にご相談ください。

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こんにちは、精神保健福祉士の杉山です。
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