なんだか疲れていると感じたら疲労蓄積度をセルフチェック

疲労蓄積度チェックリストで確認する疲れの溜まり具合

厚生労働省では、過重労働による健康障害を防止するため、働く人それぞれの疲労蓄積度を判定するためのチェックリストとして、平成16年6月に、労働者本人による自己診断のためのチェックリストを作成しています。
体重や血圧と違って、機械で測って危険信号をキャッチすることができない疲労についても、数値化して、今の自分の状態をしっかりと把握することは心身の健康のために大切です。
この記事で、一緒にチェックしてみましょう。

疲労蓄積度チェックリストで確認する疲れの溜まり具合

労働者の疲労蓄積度自己診断チェックリスト

自覚症状について

■ 最近1か月間の自覚症状について、 各質問に対して「ほとんどない=0点、時々ある=1点、よくある=3点」で合計点を出しましょう。

  • イライラする
  • 不安だ
  • 落ち着かない
  • ゆううつだ
  • よく眠れない
  • 体の調子が悪い
  • 物事に集中できない
  • することに間違いが多い
  • 仕事中、強い眠気に襲われる
  • やる気が出ない
  • へとへとだ(運動後を除く)
  • 朝、起きた時、ぐったりとした疲れが感じる
  • 以前とくらべて、疲れやすい

以上、自覚症状の合計点は何点でしたか。
0~4点はⅠ、5~10点はⅡ、11~20点はⅢ、21点以上はⅣです。

勤務状況について

■最近1か月間の勤務状況について、各質問に対し最もあてはまる項目の合計点を出しましょう。

  • 1か月の時間外労働:ない又は適当=0点、多い=1点、非常に多い=3点
  • 不規則な勤務(予定の変更、突然の仕事):少ない=0点、多い=1点
  • 出張に伴う負担(頻度・拘束時間・時差等):ない又は小さい=0点、大きい=1点
  • 深夜勤務に伴う負担:ない又は小さい=0点、大きい=1点、非常に大きい=3点
  • 休憩・仮眠の時間数及び施設:適当である=0点、不適切である=1点
  • 仕事についての精神的な負担:小さい=0点、大きい=1点、非常に大きい=1点
  • 仕事についての身体的負担:小さい=0点、大きい=1点、非常に大きい=1点

以上、勤務状況の合計点は何点でしたか。
0点はA、1~2点はB、3~5点はC、6点以上はDです。

疲労蓄積度の総合判定

それでは、総合判定を出してみましょう。
下の表で、自覚症状と勤務状況から、あなたの仕事による負担度の点数を求めてみましょう。

疲労蓄積度の総合判定

疲労やストレスはすべて悪者??

疲労もストレスも脂肪も「まったくない」という状態がベストではないんですよね。

程よい疲労感が充実感となりやる気につながったり、程よいストレスが仕事の生産性を高めたり、人生のハリの部分はそういった程よい疲労感やストレスを伴うものでもあるのが現実です。

疲労・ストレス・脂肪=ゼロを目指すのではなく、自分の心身を良好な状態にに保つ許容量を認識して、それを超えないようにコントロールすることが重要です。

疲労が知らぬ間に許容量をオーバーしないために・・・

脂肪がたまっていることについては、目に見えて気づくこともあるかもしれません。
またしばらく乗っていなかった体重計に乗ってみて「あっ!!やばい」となることもあります。
健康診断での検査の結果、数値として現れ、健康を損なう恐れがあると気づくこともあるでしょう。

そうやって、「脂肪がたまってきた」と気づいたときに、多くの人は何らかの対処をします。
運動をしたり、食事に気をつけたり、間食をやめたり、医師や保健師さんに相談したり。

では、疲労やストレスについてはどうでしょう。
疲れがたまっているな、と思った時に、十分な休養をとることはできていますか。
「休めないし休養なんて取れないよ!」という方も多いですよね。土日ゆっくりと休んだけど全然疲れが取れた気がしないという話もよく聞きます。

ストレスがたまっているな、と思った時に、たまったストレスを解消できていますか。
ストレスはたまっていること自体なかなか気づきにくいものであるとも思います。
またストレスをどの程度感じるかは個人差が大きいので、ストレスがたまっていることを自分だけの責任と考えて、ストレスがたまっているという事実を否定したり気づいてないふりをしていたりというケースも見聞きします。

疲労蓄積度チェックリストで仕事の負担度が高かった方へ

疲労やストレスを感じることはごくごく普通のこと。
疲労やストレスを解消するための手段はバラエティー豊富に揃えておくのがポイントです。
繁忙期など仕事が忙しい時期でも、手軽にできる疲労やストレス解消の手段、
時間があるときに時間をかけてやる疲労やストレス解消の手段、
お金のかかる疲労やストレス解消の手段、お金がかからずにできる疲労やストレス解消の手段、
そうしたいくつかの方法からその時々に適した方法を選択して、たまりがちな疲労やストレスは定期的に放出していきましょう。

また、仕事以外のことに原因があって自覚症状の点数が高いこともあります。
そうした場合も睡眠や休養などをしっかりととり、疲労やストレスを蓄積させないことが大切です。

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こんにちは、精神保健福祉士の杉山です。
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